2023.04.25更新
オッセオインテグレーションは、インプラント治療において非常に重要な概念です。
オッセオインテグレーションとは、骨とインプラントが、直接密着し持続した結合状態にあり、インプラントに加わった力が、骨に直接伝達される状態のことで す。この現象が起こらないと、人工歯は支えられず、インプラントが浮いたり、抜けたりすることがあります。
Per-Ingvar Brånemark/出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オッセオインテグレーションの概念は、1952年にスウェーデンの医師ペル・イングヴァール・ブローネマルク(Per-Ingvar Brånemark)によって提唱されました。彼は、実験的な研究を通じて、チタン製のインプラントが骨と結合することを発見し、この現象をオッセオインテグレーションと命名しました。
骨を表すラテン語のオス(os)と、ギリシャ語のオステオン(osteon)結合を表す英語のインテグレーション(integration)が組み合わされて出来た言葉です。
オッセオインテグレーションは埋入オペ後3~4週でおこりはじめ、安定するのは約3ヵ月後であるといわれています。
オッセオインテグレーションは、歯科医師がインプラント治療を行う際に最も重要な要素の1つであり、治療成功に欠かせないものだと考えています。正しい方法でインプラント治療を行い、オッセオインテグレーションを促進することで、より健康的で美しい歯を手に入れることができると考えています。
医療法人誠信会 Y.C.デンタルクリニック
歯科医師 山田章貴
2010.11.19
オッセオインテグレーションとは、骨とインプラントが、直接密着し持続した結合状態にあり、インプラントに加わった力が、骨に直接伝達される状態のことで す。 骨を表すラテン語のオス(os)と、結合を表す英語のインテグレーション(integration)が組み合わされて出来た言葉です。オッセオインテグ レーションは埋入オペ後3~4週でおこりはじめ、安定するのは約3ヵ月後であるといわれています。