よくある入れ歯のお悩み
入れ歯は、患者様のお口の状態に応じて調整する必要がございます。
入れ歯が合わない場合、次のような症状に悩まされる可能性があります。
- 入れ歯が合わなくて痛い
- 入れ歯の装着時に違和感がある
- 入れ歯が外れやすい
- 入れ歯が噛みづらい
- 一目で入れ歯だとわかってしまう
お口の中を十分に診査したうえで患者様に合った治療法をご提案いたしますので、このようなお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
入れ歯治療の特徴
入れ歯はブリッジのように隣の歯を削らずに使用できます。
また、ブリッジやインプラントと比べて治療期間は型どりから2~5週間と短く、費用も抑えられます。外科手術も不要ないため、全身の病気がある方でも適用できるケースがほとんどです。
その一方で、ブリッジやインプラントと比べて装着時に違和感が生じやすいことや、毎食後にお手入れが必要なことなどでデメリットもあります。そのほか、噛む力が天然歯の20~30%程度になることや、部分入れ歯の金具を引っかける歯に負担がかかることなどもデメリットでしょう。
部分入れ歯と総入れ歯
入れ歯には、上下の歯がそれぞれ1本でも残っている場合に使用する「部分入れ歯」と、上下の歯のいずれかが1本もない場合に使用する「総入れ歯」があります。
部分入れ歯はクラスプという金属のバネで歯に引っかけて使用します。総入れ歯は、床と呼ばれる人工の歯茎に歯が並んでおり、口の内側の粘膜に吸着させることで装着する仕組みです。
保険と自費の違い
保険適用と自費診療の入れ歯には、次のような違いがあります。
精密度
入れ歯がどれだけ口の状態に適しているかで、食事や発音、嚥下などへの影響度が変化します。
例えば、咀嚼するときは歯を動かすのではなく顎を動かすため、入れ歯は顎の動きに沿ったものでなければなりません。自費診療の入れ歯は顎の動きに沿うように精密に作れるため、咀嚼に影響が生じにくいのです。
保険適用の入れ歯は、細かい噛み合わせの調整が難しいため、使用時に違和感が生じる傾向があります。
快適性と耐久性
保険適用の入れ歯の床には、プラスチックを使用します。プラスチックは耐久性が低いため、ある程度厚く作らなければなりません。その結果、装着時の違和感や喋りにくいなどの問題が起こります。
一方、自費診療の入れ歯には耐久性が高い金属を使用できるため、床を薄く作れることで装着時の違和感や喋りにくさなどの問題が起こりにくいのです。また、金属の床は耐久性が低いプラスチックと比べてひび割れが起こりにくく長持ちします。
審美性
保険適用の部分入れ歯には、金属のクラスプを使用するため、口を開けたときに目立ってしまいます。
自費診療の部分入れ歯には、クラスプを使用しないものがあります。口を開けたときに金具が見えて、入れ歯に気づかれる心配がありません。
当院の入れ歯の種類
コーヌス義歯
コーヌス義歯は、残った歯に金属の被せ物をして、その上から入れ歯を装着する補綴物です。
残った歯と義歯が一体化することで、義歯をしっかり支えられます。ものを噛む力が強くなるうえに、装着時の違和感などがほとんどありません。また、クラスプを使用しないため入れ歯だと気づかれる心配もないでしょう。
入れ歯のように歯磨きのときに取り外す必要もなく、天然歯と同じように歯磨きができるため、結果的にむし歯や歯周病の予防に繋がります。
ノンクラスプデンチャー
金属のバネを使わずに、歯茎と同じ色調のバネで残った歯に固定します。
金属が見えないため、人前で口を開けても入れ歯だとは気づかれにくいでしょう。使用期間が長くなると再製作が必要になります。
BPSデンチャー
BPS(Biofunctional Prosthetic System)とは、ヨーロッパのリヒテンシュタイン発の世界最先端の入れ歯作製システムです。アメリカの多くの歯科大学で教育カリキュラムに導入されており、世界中に普及しつつあります。
BPSデンチャーは、BPSシステムで作製した入れ歯のことです。入れ歯作製では、口を開いた状態で1回だけ型どりをしますが、BPSシステムでは実際に口を使っているような状態で複数回の型どりをすることで、より精密な入れ歯を作製します。
精密な上下の入れ歯の位置関係を再現し、模型を組み込んで歯並びを決定します。そして、顎の動きに合致した人工歯を使用するなど、従来の入れ歯とは特徴が大きく異なるのです。
各ステップは規格化されているため、ミスが起こる心配はほとんどありません。
保険の入れ歯
加熱重合レジンの入れ歯です。保険適用のため安価で作製できることや、修理しやすいといったメリットがあります。しかし、耐久性が低いプラスチックを使用するため、床に厚みが必要です。
その結果、装着時の違和感や外れやすい、喋りにくいなどの問題が起こります。 また、食べ物の温度が伝わりにくいため、食事の楽しさが薄れてしまう場合もあります。